効率の良い英語勉強法教えてください。
こんなに「アイ・ドント・ノー！」
と自信を持って答えられる質問もなかなかないものです。私は２５で英語の勉強を始めました。遅いです。保育を学んでいるときは、「児童英語」というのをとらなければいけなかったのに、英語が嫌すぎてフランス語を選択したくらい英語が嫌いでした。結果「右折してください」「お水下さい。」「私の名前はあかねです。」ってフランス語で言えるようになりました！！やったね。
25でオーストラリアはシドニーへ。そこで会ったブライアンは私の上司的な存在でした。で業務内容のテクニカルなことを色々説明されました。重要な内容だったと思います。その時はなーんにも言ってることがわからなかったので「この人さっき外から裸足でやぶれたリュックしょって帰ってきたけど、リーダーなんだ。やべえ。何でアメリカ人なのにオーストラリアにいるんだろ。」
って思っていました。で今では話の長すぎるブライアンですが、私の理解度を鑑みて「これ以上話しても時間の無駄だ」と早々に気付いたのでしょう。早めに話を切り上げて
「Did you understand what I said?」
僕の話分かりましたか？と聞いてきました。
何もわかりませんでした。英語もできないのにこんなところきてホントすみませんでした。なめてました。もう帰ります。日本に帰ります。それで良いですか。
って言いたかったのです。でもそれも言えない。なので
ブライアン＜「わかりましたか？」
私＜「いえす」
と嘘をついてしまいました。
それから先生活の中で、仕事の中で、話しがわからなくて結構辛い思いをして吐いたりしました。私の豆腐メンタルがそのもろさを試されていました。で、私は今でも効率的な勉強の方法はわからないのですがほんとーに初期の時はこれだけ言ってればなんとか切り抜けられる！というスリリング且つサバイバルな「窮地脱出方法」がわかりました。
それはですね！
Can you~?
Can I~?
ですべてを解決しろ！ってことです。それ以上は考えちゃいけません、キャニュー？かキャナイ？だけで勝負するのです。良いですか？間違ってもドゥユーとかダズイットとかしゃれたことをしようと考えてはいけません。
相手がなんか聞いてきてるな、でもわからない！もう一回言ってほしいと思ったら
Can you~?と切り出してみましょう。相手は「あ、自分に何か求めているな」って気付いてくれます。そしてこんなに英語ができないんだから、もう一度言ってほしいのかな？って優しい人だとすぐに繰り返してくれます。
「Would you like to me to say that one more time?」
もう一度繰り返しましょうか？とか相手が言って来たらそこに神経を集中するのです。そして脳に強く書き込むのです。say that one more timeもう一回ね、もう一回いうね。と、そして話が終わったらすぐにノートを取り出してカタカナで書きこむのです。あ、分かる人は英語で書いてくださいね。私はあれ、スペルなんだっけ？って考えてると忘れてしまうのでカタカナで殴り書きしてました。もし、道で落として誰かが拾ったとしたら「解析を・・。」と言われそうな代物です。でもいいのです。私しかみないんだから。
書きましたか？そしたら次回同じシチュエーションが来た時のためにエアで練習するのです。セイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムセイザットワンモアタイムとエアで唱えてください。オウムになった気分でやるとはかどります。滑らかに、つっかからないで言えるようになるまで何度でも！！たまに私なんでこんなことしてるんだろ。とふと思う時があるので「私はオウム。」と思ってください。ただ意味もなく繰り返しているんだと。意味を求めると切なくなるけれど取り組まなくてはいけないこともあるのです。人生って大変！
次はキャナイ変編です。なんかしたいけどなんて言ったらわからない、ってときはとりあえずキャナ～イ・・・と言って、えっと次なんて言うんだったっけ？さっきまで覚えてたんだけど急にわからなくなっちゃってあたし・・みたいな感じに持っていってください。親切な人だと助け船を出してくれます。そしてそのあとはわかりますね。相手がいなくなったらそくカタカナでメモしてください。あ、分かる人は英語で書いてくださいね。そしてエアで各自練習してください。オウムになった（以下割愛
この二つで窮地は大丈夫！大事なのは、この二球しかないってことです。それで勝負する、と覚悟を決めることです。カーブとか投げようと思っちゃいけません。そんな暇があったら「えっとお～本当はわかってたんだけど今だけ忘れちゃってえ。」っていう表情を作り出す時間に費やすこと。あ、男性の場合は「参ったなあ～。」とちょっと眉間にしわを寄せて頭をかくところから始めてみてください。ファンシーなグラマー（文法）やTOIECでしか出ない英単語を覚えるより、「目の前の人が助け舟を出したくなる」表情、行動、雰囲気それらの取得を優先してください。言葉も大事ですが「手を差し伸べたくなる感」を身にまとうことが初心者には何より大事です。その努力は怠るべきではないのです。キャンユー～？あれ、えへへか、しまったなあーぽりぽり、ができるようになること！その勇気がきっとあなたを次のステージに導いてくれるはず・・・・！！
そして、このキャニューキャナイ質問法に慣れてきたら、知ってる動詞をそのうしろにつけてみましょう。
Can you ~drive, talk, sing, come, go, stay, 何でも良いのです。そのシチュエーションに沿いそうな動詞で知ってるものを付けて見てください。ここまでできればもう大抵のことは大丈夫です。あってるかあってないかなんて全然関係ありません。間違わないと絶対にうまくならないのです。大人になってからの語学習得とは完全に羞恥心との戦いです。恥の数だけ間違いなく上達します。顔から火が出るくらい恥ずかしいとき「穴があったら入りたい」と言いますが、私は穴に入りすぎてもうずっと穴倉に住んでいる気持ちでした。
キャニュー
キャナイ の後に知ってる動詞
これでいける。絶対にいける。と私は思っています。
キャニューキャナイで世界が変わる。いいね、なかなかいいね！
あとは、顔！初心者は顔芸です！検討を祈ります。