息子君（５歳）がもうすぐ卒園し、そしてこの春小学校入学です。
腕の中でか細く泣き声をあげていた遠いあの日、寝返れば狂喜乱舞し、ぐらぐらしながら歩き始めれば号泣し、手を広げて親を呼びながらこちらへ向かってくるようになったら喜びで失神しそうになった彼がもう、小学生です。
季節は巡り続け、彼と共に両親二人は手探りでその命に寄り添ってきたと思います。例えばその存在の煩わしさを多少感じて、心をこめて接することができないことが数日続いた日の夜、寝顔を見てはごちゃ混ぜになった感情が胸の底からせりあがってくることがあります。思い通りにならない小さな命の塊。私が苛々を募らせれば呼応して悲しげな顔を見せる彼は、電子辞書で仮面ライダーシリーズに登場する偉人について調べることに凝っていて、幼児からぬけだしつつある体と心のその成長の早さに気が付いて言葉を失ったりしている浅春です。
お母さん・・疲れてるから怒ってるのかな
お母さん・・今日も話聞いてくれなかったな
お母さん・・またずっと仕事なのかな
って思ったこともあるかな。
こうしてキーボードを叩いているだけでうっすらと目に涙が浮かんできてしまう有様に、三月頭の年長組の行事の締めくくり、保育園生活の集大成「生活発表会」と、その後の卒園式に泣かずに参加できるか今から心配になってしまいます。（あ、泣かずには絶対に参加できないと思うのでどれくらい少量の涙ですむか、ってことでしょうか。）
そしてその
卒園式に履いていく靴をブライアンが探してるのですが見つかりません。ブライアンの足のサイズは29.5cm、日本ではこれはキングサイズと呼ばれています。この間もしかしたらいけるかも、という淡い期待を込めてネットで購入した29ｃｍの靴が
ブ＜「痛い！これ痛い！」
と言う残念な結果になってしまったため本日返品いたしました。
去年長靴を買ったのです。その時は30cmの長靴を買いました。30cmの黒い長靴がもし玄関にあったとしたら、想像してみてください。ゴムゴムしいことこの上ないです。そしてその佇まいはなんかのモンスターみたいです。つまりキモイ！ちなみにこの長靴はちょっと大きすぎるらしいです。すごーいジャマなんですけど！
ブライアンのジャストサイズは29.5cm。30cmの物差しよりほんのちょっと短い長さです。
ガラスの靴を探してるわけではありません。なんとか日本で、彼の足に合う靴を見つけたい！
あ、あと靴下もなかなか買えません。