今日も漆喰を塗りました。そして塗るのよりも実はもっと大変な塗装後の清掃も一応終わりました。手伝ってくれた母にほんとーに感謝です。アイスショーに一緒に行くくらいじゃ恩返しできないかもしれませんがこの作業を孤独にやらなくて済んだのはありがたかったです。感謝です。
さて、漆喰。漢字を改めて見てみると割と恐ろしい気がしませんか。漆の部分はまあ良いとして「喰」の部分が不気味です。なんか怖い。ただの食じゃなくて左側に口がついてるのが怖い。壁が夜な夜な何かを食むってことはあるまいね・・。いやほこりを食べてくれるならいいんだけど・・。草木も眠る丑三つ時に人格を持った白い壁が深く眠りにつく人々の想念を食って行くとしたら・・・ぎゃーーーーーーーす!!
スミマセン。私妄想癖があるもので・・。漆喰という漢字の意味を考え始めたら塗っている最中も気になってしまって・・。なので結局今になって漆喰について調べてみたのですね。(塗る前に調べろよ!という突っ込みありがとうございます。)
漆喰の成分の炭酸カルシウムは静電気を溜ない安定した物質といわれています。その為、ほこり等が付きにくいので、汚れずその白さを長期に保てます。また、弊社施工の老人ホームの汚物処理室でも汚れが付きにくく、臭いもほとんどしないと言う報告もうけております調湿性能/結露しにくい!
微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿・放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで結露を防止し、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏は湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出し、居心地の良い室内環境をつくります。(性能の限界を超えた、過度の加湿・暖房は結露お起こします。ご注意下さい。)耐火性能/火に強い!
建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔の城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなのです。抗菌性能/カビ・ダニに強い!
漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。防汚性能/汚れが付きにくい!。
漆喰の成分の炭酸カルシウムは静電気を溜ない安定した物質といわれています。その為、ほこり等が付きにくいので、汚れずその白さを長期に保てます。また、弊社施工の老人ホームの汚物処理室でも汚れが付きにくく、臭いもほとんどしないと言う報告もうけております。吸着性能/化学物質を吸着分解!
シックハウスの原因といわれるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し分解します。
安全性能/高い安全性!
漆喰はクロスや合板と違い化学接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして固まりますので、シックハウス症候群の原因の一つであるホルムアルデヒドやVOC揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を放出することはありません。また、固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので人にとって最も親和性のある、食べられるくらい安全な物質と言えます。
(固まる前の漆喰は、強アルカリ性なので食べられません。)意匠性能/感じがいい、白い輝きと質感!
他の素材では表現できない漆喰壁の白い輝きは、漆喰が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こし,元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムの結晶となり少しずつ硬化していきます。その白い結晶が光を乱反射し漆喰独自の白い輝きを放つのです。漆喰壁には自然な独特の風合いと質感があります。経年変化しても、いつまでも飽きのこない外観やインテリアを演出します。
メンテナンス性能/お手入れ簡単!
ということでしてものすごい人(人じゃない)だったわけですね。夜中に眠ってる人間の思いを食べるとか言ってすみませんでした。マスキングをはじめとする準備から、はみ出した部分の削り出し、床にこびりついたものの拭き掃除、飛び散ったかすの清掃、と施行は何段階かに分かれてなかなか大変ですがやっぱり終わった後の仕上がりを見ると「塗って良かった・・。」と思わずにはいられません。
ファンデーション塗ろうかな?でもスーパー行くだけだしな、でもやっぱ一応塗っとこう・・。(数分後)@スーパーマーケット「あ、あかねさん。こんにちは。」「あ、こんにちはー。(にっこり)。」やっぱ生徒さんに会うよね、塗って良かった・・。って思うくらい本当に塗ってよかったなって思いました。
Before
After
Before
After
Before
After
ど。。。どうでしょうかね??
本当に明るくなりました。嬉しや!
あと今日は押入れの中も真っ白にペイントしました。そこの押入れは扉を外しオープンに使う予定なのです。なのでミルキーホワイトという色のペンキを押入れの壁に塗りまくりました。その時は漆喰の呪縛から私はようやく解き放たれていました。なのでまた別のことを考えていました。
それは「名前の表記」について。一昨日我が家に泊まっていったC君。転居にまつわる諸々の手続きで何せ煩雑なのが自身の名前表記についてだというのです。C君はミドルネームが二個あるそうです。あ<「なんで二個もあんの?」C君<「Because my parents were sXXpid.」と言ってましたが日本でミドルネームの扱いがほんとーによくわからないのは私もブライアンの様々な書類手続きで前々からよくわかっていたことなのですがそうか、二個かそれは大変かも、と思いました。C君と話していた当日も日中何度も銀行から彼の名前表記について問い合わせがあったらしいです。大変だね。
そして私がペンキを塗っていた最中考えていたこと。それは日本人の名前の英語表記について。とりわけ「羽生結弦」についてです。(でたー!)彼の名は英語ではYuzuru Hanyu と表記されます。これは国際上のなんだかヘボン式とかそういうルールに乗っ取ってのことなのですね。わかっております。私も自分の名字がクリフトンになってパスポートの名前を変えるときになぜ
「KURIFUTON」ではなくて「CLIFTON」になるのかを証明しそしてその上で「例外扱いでほんとすみません。」と言いながら申請してその手続きが複雑で面倒だったのを覚えていますから。なんだかよくわからないけれど従わなければいけないルールがあるのです。
で、羽生氏です。日本語をベースに考えるとHanyuuとuが二つになるはずなのですがここはuひとつです。ヘボン式だからね。
そして下の名前。「ゆづる」が彼の名前です。「ゆずる」ではありません。でもね「づ」も「ず」も発音が全く同じかつ、日本人がローマ字でかな入力するときに使用する「づ」の「du」は「Yuduru」と表記すると英語では「ユドゥル」と読むため名前の発音に忠実に「Yuzuru」表記なんだそうですよ。ゆづるの「づ」が「ず」じゃなくて「づ」なのはほんとはとっても大事なことなのに・・。
と重い 思いながらペンキを塗っておりました。そうなんです。要は、いよいよ世界選手権の火蓋が切って落とされたということなのです。私の思いはただ一つ。「羽生氏が望む演技ができますように。」ということだけです。ボストンの氷上で舞うYuzuru Hanyu の姿をこの目に焼き付けるその時を今は祈りながら待っているのでした。