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意気消沈してました。

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※現在フィギュアスケート世界選手権期間中につき、英会話教室スタッフブログ→羽生結弦氏応援ブログと変更になっておりますのでご了承下さい。

「弘法にも筆の誤り。」ーその道に長じる人でも時には失敗することがあるというたとえ。

羽生氏 筆を誤った?

私が敬愛して応援しまくっている羽生氏の世界選手権のフリーの演技を見て私の頭の中はこの慣用句でいっぱいに。
弘法が高僧ということはなんとなくわかっていたんだけど実際どんな人なのか調べてみたら空海さんのことだったんですね。あの空海ね。←とか言って名前しか知らないけどね。書の名人弘法でさえ字を間違えることがあるんだから、という失敗の際の慰めの意味として使われるようになったこの表現です。

完璧超人、絶対王者、圧倒的主人公属性、歩く少年ジャンプ、などと人々は羽生氏を様々に形容しました。(敬意をこめてね)本人はそれらを受け止めて実際体現して見せた。人々は痺れまくったわけです。私は身をよじって痺れてました。(←きもい)勝手に世界選手権で金メダルとるだろうって羽生氏なら絶対やるだろうって思ってごめんね。

あなたが舞って何度私は生きる力をその滑りからもらったかわからないのです。スケート技術を超えた魂の躍動、天と地、静と動、生と死、善と悪、光と闇。人間が人生で一生かけて経験して答えを探していく見えない問いの答えを、このフリープログラムの「SEIMEI」を通して氷上で全身全霊で表現する、羽生陰陽師の虜になりました。そして今回羽生氏は自身の望むように舞うことができなかった。新たに「栄光と挫折」ということを思いました。

まだ弘法じゃなくてよいよね。弘法は空海だからね。名前しか知らないけどね。ブライアンは多分空海のことめっちゃ知ってると思うけど・・。空海は空と海だからね。羽生氏はまだそんなところへ行かなくてというか行っちゃだめだなと思ったのです。練習量やすべてのクオリティを研ぎ澄ませるための鍛錬はもう高僧の域に達しているかもしれないですがまだ21歳。煩悩に悩まされまくって生きて欲しい。

そしてこの「弘法にも筆の誤り」の意味を今回調べて初めて知ったんだけど、時の天皇に「応天門」という額を書くよう弘法は命じられて、書いたんだけど「応」の心の部分の一番上の点を書き忘れたそうです。なのでこんな天才でもミスるんだからだいじょぶさーなんくるないさーって意味で使われるようになったのは広く知られるところですが、※沖縄は何も関係ありません。
この表現にはもう一つ違う意味があって、弘法は書き損じた筆を下ろさないで、その筆を投げて書き損じた点を書き足したのだそうです。そこから「すごい人はミスした時のフォローも普通じゃない。すごい。」という称賛の意味も生まれたそうですよ。
なんか羽生氏にぴったりの慣用句だなと思いました。類語で「河童の川流れ」も「猿も木から落ちる」もあるけどどう考えても「弘法にも筆の誤り」一択ね。河童でも猿でもなく弘法ね。修行に修業を重ねてそこにたどり着いた人ですから。

ノーミスで滑り終えることができず自身が望んでいた栄光を手中にすることは叶わなかった羽生氏の今シーズンの競技の上でのスケートは幕を閉じました。今回はあなたが納得のいく内容ではなかったけれど、でも私は見て、やっぱり胸が打ち震えました。思いが伝わってきたから。お疲れさまでした。本当にありがとう。

今は傷ついた羽を休めてほしいです。又飛べるようになって飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んでまわってまわってまわってまわって欲しい。あるときは蝶のようにまたある時は白鳥のように。そして疲れたらその羽を休めてほしい。周りの人がぎゃーぎゃーうるさくて本当に疲れるし自慢の羽も「もう羽ばたけない」って愚痴るときがあると思います。天才ゆえの、スター選手の宿命だけど、世界はもうあなたの魅力から逃れられなくなってしまったのだから何とかそれらをかわして行って欲しい。もらうばかりの私はただただ、その羽についた傷が癒えるのを待ってますね。

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明日のエキシビが楽しみです。明日から教室です。もう夜22時です。こんな時間までブログ書いてたの初めてです。息子君が寝てからしか時間が取れないからな~。おやすみなさいませ。皆さま。また明日からどうぞよろしくお願いいたします。教室でお目にかかりましょう~~。

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