日本に来て8年、
色々な日本文化を学んできたブライアン。
先日<「僕はもうギャルとヤンキーの違いは分かるようになったよ。」
と何故かすごい嬉しそうに言っていました。
日本に来て驚くことはたくさんあったと思いますが
その一つが
特有の
「タオル文化」です。
当たり前のように首や頭にタオルを巻く日本人。
ブライアンに
と聞かれた時には
私<「え。逆になんで巻かないの?」
と聞き返すぐらいなんかタオル巻くということについて
全然特別に思っていなかったのですが
<「だってさ、マフラーとかスカーフとかバンダナ
とかならわかるけど、タオルじゃん。綿の布きれじゃん。
こんなにファッショナブルなことが好きな日本人がなんでタオル巻くの?」
と真剣に聞かれた時には
これは一考の余地ありかなと思ったものです。
若者も巻きますが
お百姓さんも巻いてますよね。その歴史は長いのでしょうか?
江戸時代とかは手拭いを巻いていたのでしょうか?
老若男女首にタオルを巻いている人々を見るたびに
なんだか考え込んでいたブライアン
数年前に
<「わかったよ。タオラーの定義が。
タオルと言うファッション小物ではないものを敢えて
自分は見た目は気にしないよ、
実用主義だよ。という姿勢で巻くことによって
逆にファッション性が増しているんだ。パラドックスだよ。」
みたいなことを言い出して、あー面倒くさいなーと思いました。←×
とにかく、いつの間にか日本人の「タオル使い」にあこがれ始めたブライアン。
むかーし長野県に住んでいた時に
初めてどきどきしながら
首にタオルを巻いて出かけました。
初体験は自治会の清掃日。パーフェクトなシチュエーションと言えるでしょう。
「これ(タオル)出すの?出さないの?」
とシャツの中に入れるか出すか迷って出かけていきました。
と感動。すぐ汗が拭けて便利だそうです。(巻く前に気付けよ!
と突っ込みありがとうございます。)
その後軽トラを運転する機会に恵まれ
その時は頭に巻くか首に巻くかさんざん悩んで
(軽トラ+タオルが至高らしい。)
<「ヘッドタオラーへの道のりは険しい。」
と言って頭に巻くのは諦めたようです。
そして昨日息子の自然体験塾でタオルをいつも頭に巻いてる髭のおじさんが
いるのですがそのおじさんが
「藍染めの藍」という植物について話しているのをみて
<「僕はああいう風に年をとりたいよ。」
とうっとりした顔していっていました。
そのおじさんとか私の父とか、ファッションとは無縁の境地で
タオルを実用的観点からのみ「さらり」と「着こなし」ている人が
「Hard core タオラー」
だそうです。もうわけ分かりませんが。
ただの白いタオルじゃなくて手拭いとかを粋に首に巻きたいそうです。
やれやれ・・。
梅雨らしいお天気ですね。
自然塾で撮った美しい写真でお別れでーす。
なんて素敵なグラデーション!
さて、今週は参観レッスン週間です。
皆様にお会いできるのをブライアン、スタッフ一同お待ちしております!