子ども番組を見ていた時のことです。
画面上にはトランプの神経衰弱をしている様子が映し出されていました。
じーーっと見ていたブライアン、
「How do you call that game in Japanese?」
(日本語でこのゲームなんていうの?)
と聞いてきたので
「神経衰弱だよ。」
と答えた瞬間に、あこれはこの後話が長くなるなと気付いたのですが
既に遅し、どんな意味か?というので
「神経はnerveでしょ。衰弱は弱くなるってことだからweakeningつまり
nervous breakdownってことだね。」
と言うと
「Oh,my goodness.」信じられない
と驚愕の表情をしてました。
ナーバスブレークダウンは
英語ではノイローゼにかかるというネガティブな意味なのです。
子どもが遊ぶゲームにそんな名前をつけるなんて?
と言うので、言われてみれば
日本語でだって神経衰弱って本当にすごい名前だよなあと
思い、ブライアンにも聞かれたので由来を調べたところ
文字通り、神経がすり減るような緊張を強いられるゲームだから
このような名前になったとのこと。知りませんでした。
でも言われてみれば、と私は納得したのですが
ブライアンはもちろん納得せず
日本の精神衛生の概念は欧米のそれとまるで違う
と話がどこまでも飛躍していき最終的に
フロイトとユングの話になりました。(3割くらいしか分かりませんでした。)
これ朝8時半の話です。
というわけで我が家では今後このゲームをする場合には
欧米で使用されている名前
Memory(記憶)
を使用するということで統一していこうという見解に達しました。
シンプルで良し!