昨夜天気予報を見て「明日雨かーやだなあ。」
とつぶやいたのを聞いて息子君(四歳)が
「だいじょうぶだよ。ゆうがたはくもり。よるはつきだよ。」
というので
「そうかあ。夜は月なのか、じゃあその次の朝は?」
「朝はね、かぜだよ。」
と言ったので
なにこのピュアな日本語表現!かわいすぎる。
と泣きながら萌え転がっていたら(←だいぶ×)
枕草子を思い出しました。
春はあけぼの。
夏は夜。
秋は夕暮れ。
冬はつとめて。
というこれです。
今日も冷えますが早く春よこいーということでちょっと春の部分を抜粋してみました。
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
<現代語訳>
春は明け方が良い。
日が昇るにつれてだんだんと白くなる、
その山の辺りの空が少し明るくなって、紫がかっている雲が長くたなびいている様子が良い。
素敵!(いつものように浅い感想)
気になったのでWikipediaでも調べてみたところ
この清少納言の枕草子に関して
肯定・批判両方の立場からの評価が載っていました。
批判の方に
清少納言の出身階級を忘れひたすら上流に同化しようとした浅薄な様の現れである
と書いてあってものすごく傷つきました。
いやあ厳しい!
と傷つきやすい私の話はここまでにして・・。
日本人が四季に関して非常に敏感且つ繊細な
感性を持つのは皆様賛同していただけると思うのですが
先日ブライアンと話していた時に
「日本人は「日本には四季がある」と言ってまるで他の国にはないような言い方をするよね。」
と言ってました。
以前オーストラリア人の友達が
日本人が日本の好きなところを挙げるときに「四季」を
挙げることがとても多い。
そしてまるでそれが日本特有の世界でも
稀有な現象なように話すのだけど
世界のほとんどの国には四季があるってこと、日本人は知らないのかな?
と言っていたのを思い出しました。
いやいや、ただの四季じゃなくてそれが「いとをかし」
なんだよ。と私は思っていましたがとても英語ではそれを説明できませんでした。
今でもできません。
結局なにを言いたいのかよくわからないなってしまいましたが
今日も教室で皆様をお待ちしております!(←この終わり方×)